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『甦る永福寺』展〜初冬の鎌倉散策その3 [史跡散歩]

12月9日まで鎌倉歴史文化交流館で開催されていた『甦る永福寺』展に行ってきました。
前記事で、永福寺跡が史跡公園として、基壇や池などが復元されている現地のレポートをしました。
今回の展示は、永福寺跡の整備工事が終了したことを記念して、出土品や関連資料を一同に展示し、壮大なかつての姿を現代に甦らせる企画です。

会場の鎌倉歴史文化交流館は初めて訪れる施設です。鎌倉駅西口から徒歩で7分、扇ガ谷の閑静な住宅街の一角にあります。

アプローチに今回の展示のポスターがありました。
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鎌倉歴史文化交流館
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イギリスの著名な建築家、ノーマン・フォスター氏の設計した既存建築物を活用し、改修して今年5月に開館したばかりの建物です。

本館の展示は通史、中世、近世・近現代の3つの展示室に分かれています。

畠山重忠着用の赤糸縅(あかいとおどし)大鎧
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もちろんレプリカですが、武蔵御嶽神社に奉納されたも鎧(国宝)を忠実に再現したもので、鎌倉武士の雄姿を彷彿させる力作です。

この建物はもともと個人の住宅用として建てられたもので、展示施設として空調やバリアフリー対応を除き、できるだけ当初の意匠を残す形で改修されました。

数寄屋造りの建物も残されています。
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中世展示室にあった永福寺出土品。
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軒丸瓦や壺、茶碗などの器類です。

企画展は別館で行われています。一旦エントランスに戻り、別棟の建物に向かいます。
別館は交流室と考古展示室の2室で構成されています。

交流室では『甦る永福寺』のCG動画を視聴することができました。
また、永福寺から出土した瓦を触ることができました。
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歴史の重みでしょうか、ずっしりと重かったです。

考古資料室の企画展『甦る永福寺ー史跡永福寺跡整備記念ー』の展示です。
企画展も含め、写真撮影は可能(ただしフラッシュ禁止)でした。
なので、iPhoneのカメラで音がしないよう配慮しながら撮影しました。

永福寺の瓦
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伽藍再建のたびに新たな瓦が利用されたため、軒丸、軒平瓦共にそれぞれ20種を超える大量の軒瓦が出土しています。

銅製経筒
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永福寺の建物と池の東側の小高い山の経塚から出土したものです。

交流室から見えるやぐら風の横穴と庭園
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この建物と庭園の元の所有者は三菱財閥の第4代当主岩崎小弥太で、大正年間に母親のための別荘を構えていました。
歴史をさらにさかのぼると、この谷戸は無量寺谷(むりょうじがやつ)と呼ばれ、江戸時代には刀工政宗の後裔である綱廣の屋敷があったと伝えられています。

[12月7日撮影]

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